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衆院選、1170人超が出馬予定=465議席懸け―時事通信集計

時事通信 2024年10月9日 21時38分

 時事通信は9日、第50回衆院選の立候補予定者数を集計した。小選挙区と比例代表の合計は、前回2021年に立候補した1051人を上回る1170人超(うち女性260人超)。各党は擁立作業を続けており、候補者数はさらに増える見通しだ。

 衆院選は15日公示、27日投開票の日程で行われる。定数は465で、過半数は233となる。

 小選挙区では定数289に対し、1060人超が準備を進める。自民党は公明党が候補を出す11選挙区を除いて調整をほぼ終えていたが、派閥裏金事件に絡んで12人を公認しないと決定した。一部は出馬を断念。無所属で立候補する場合、党として対抗馬は立てない方針だ。

 立憲民主党は200人超、共産党は約210人の候補を擁立しており、その結果、140程度の選挙区で両党が競合する。日本維新の会の候補も約160人に上り、与野党の事実上の一騎打ちとなっているのは40選挙区程度にとどまる。国民民主党は約40選挙区に立てる予定だ。

 比例代表(重複立候補を除く)は定数176に対し、約110人が出馬を予定している。 

[時事通信社]

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