兵庫県の斎藤元彦前知事(46)の失職に伴う知事選(31日告示、11月17日投開票)で、清水貴之参院議員(50)が10日、県庁で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。清水氏は「兵庫県を再生したい」と意欲を述べた。所属している日本維新の会を離党し、政党の推薦や支持は求めない方向という。
清水氏は元アナウンサーで、現在2期目。27日投開票の衆院選で兵庫8区にくら替え出馬する予定だったが、取りやめた。
知事選には、斎藤氏と医師の大沢芳清氏(61)、元経済産業省官僚の中村稔氏(62)、前尼崎市長の稲村和美氏(51)、元加西市長の中川暢三氏(68)、会社経営の福本繁幸氏(58)も出馬の意向を示している。
[時事通信社]