兵庫知事パワハラ見聞き４２％＝職員アンケートで集計結果―県議会

　兵庫県の斎藤元彦前知事の在職中のパワハラ疑惑などを巡り、県議会の調査特別委員会（百条委員会）は１１日、職員に対して実施したアンケートの最終的な集計結果を公表した。寄せられた６７２５件のうち、４２％がパワハラを見聞きしたと回答。百条委は、疑惑解明に向けた資料として参考にする。

　アンケートは、７月３１日～８月１４日にインターネットなどで回答を受け付けた。パワハラを実際に目撃したとの回答は１４０件、実際に目撃した人から聞いたのは８００件、人づてに聞いたのは１９１１件で、合わせて２８５１件だった。８月に公表された中間報告の段階では、パワハラを見聞きしたとの回答は３８％だった。　

［時事通信社］