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室内に複数人の土足跡、物色も=強盗殺人と断定、捜査本部設置―横浜緊縛・神奈川県警

時事通信 2024年10月17日 21時59分

 横浜市青葉区の住宅で住人の後藤寛治さん(75)が手足を縛られて亡くなっているのが見つかった事件で、住宅の室内に複数人の土足跡が残り、物色した形跡もあることが17日、捜査関係者への取材で分かった。

 司法解剖の結果、死因は全身打撲による失血死と判明。神奈川県警は同日、強盗殺人事件と断定し、青葉署に特別捜査本部を設置した。首都圏で相次ぐ強盗事件と関連があるとみて調べている。

 後藤さんは16日午前9時25分ごろ、青葉区鉄町の自宅脱衣所で、手足を縛られた状態で発見された。遺体には広範囲に暴行された痕跡と出血があった。

 捜査関係者によると、室内は荒らされ、戸棚が物色されていたほか、複数の種類の靴底の模様が見つかった。遺体の手足は粘着テープで縛られていた。

 後藤さんは妻と2人暮らしで、妻は外出中だった。発見時、玄関ドアは閉められていたが、鍵は掛かっていなかった。ドアの脇にあった窓は人が通れる程度に開き、一部が割れていた。 

[時事通信社]

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