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道交法違反容疑で誤認逮捕=知人の身代わりで出頭―広島県警

時事通信 2024年10月18日 23時29分

 広島県警は18日、福山東署が道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告など)容疑でベトナム国籍の会社員の男(24)を誤認逮捕したと発表した。男は運転していた知人の身代わりとして出頭していたという。県警は同日、男を釈放後、犯人隠避容疑で逮捕した。

 男はグエン・バン・ホアン容疑者(24)=広島県福山市。県警は、知人でベトナム国籍の技能実習生、ギエム・ディン・ホアン容疑者(24)=同市=も道交法違反(無免許運転など)容疑で逮捕した。二人とも容疑を認めているという。

 ギエム容疑者の逮捕容疑は14日午前0時20分ごろ、福山市内で乗用車を無免許で運転し、縁石に衝突する事故を起こして逃走した疑い。

 グエン容疑者の逮捕容疑は同日午前2時15分ごろ、自身が事故を起こしたなどと虚偽の供述をして犯人を隠避した疑い。

 県警によると、グエン容疑者は逮捕後、「本当は運転していない」などと供述。その後の捜査で、誤認逮捕が発覚した。

 内田広秋・福山東署副署長の話 誤認逮捕は事実で真摯(しんし)に受け止めている。経緯を確認し、客観証拠による疎明を徹底して、再発防止に努める。 

[時事通信社]

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