任期満了に伴う岡山県知事選は27日投開票され、無所属現職の伊原木隆太氏(58)=立民、国民推薦=が、無所属新人で共産党県委員会常任委員の小坂昇氏(72)=共産推薦=を破り、4選を果たした。今回は初めて衆院選との同日選となり、投票率は50.47%で過去最低だった前回(33.68%)を上回った。
伊原木氏は、自民党県連や公明党県本部、連合岡山の推薦も得て、組織票を固めた。教育再生や産業振興など3期12年の実績をアピールし、幅広い支持を集めた。
小坂氏は医療・福祉施策に重点を置き、賃上げや農林水産業の振興も訴えたが及ばなかった。
[時事通信社]