衆院選で女性は73人が当選し、2009年の54人を上回り過去最多となった。21年の前回(45人)より28人増えた。当選者全体に占める女性の割合は15・7%で前回から8・2ポイント増。これまで最も高かった09年の11.3%を上回った。当選率は23.2%。
政党別に見ると、最も多かったのは立憲民主党で30人(同党の当選者の20.3%)。自民党19人(同10.0%)、国民民主党6人(同21.4%)と続き、日本維新の会、公明党、れいわ新選組は各4人だった。共産党は3人、参政党2人、政治団体「日本保守党」は1人。
女性当選者のうち新人は32人で、前回の10人から3倍増。立民が13人で最も多く、国民が5人、自民3人などと続いた。
今回の衆院選に立候補した女性は314人で過去最多。候補全体に占める女性の割合も23.4%と過去最高となったが、政府が掲げる「2025年までに35%」とする目標には届かなかった。
[時事通信社]