クレジットカード会社や消費者金融業者の信用情報機関シー・アイ・シー(東京)は29日、消費者の信用度を数値化するサービスを11月28日に始めると発表した。自身の契約内容や支払い履歴などを閲覧できる信用情報の開示と併せて提供する。信用スコアを示すことで、適切な借り入れ利用などにつなげてもらう。
スコアは支払いや借入残高などの取引状況から算出。200~800で、数値が大きいほど信用度が高い。年齢や勤務先などは加味しない。
信用情報開示の手数料はインターネットが500円、郵送が1500円。スコアは追加料金なしで提供する。
来年4月からはカード会社などにもスコアを開示し、審査に使えるようにするが、本人が希望すれば提供を停止する。
[時事通信社]