JR東日本が31日発表した2024年9月中間連結決算は、鉄道の利用者増加や不動産販売の売り上げが増えたことなどから、増収増益となった。純利益は前年同期比19.4%増の1397億8000万円となった。
売上高は7.3%増の1兆3951億円、本業のもうけを示す営業利益は22.8%増の2356億400万円だった。特に新幹線の利用が好調で、北陸新幹線で金沢―敦賀間が延伸開業した効果もあったことから、運輸事業の営業収益は5.6%プラス。インバウンド(訪日客)による鉄道利用の増加も収益を押し上げた。また駅利用者が増加し、「駅ナカ」店舗の売り上げも伸びた。
[時事通信社]