ＳＮＳで知り合った女子高校生に現金を渡し性交をしたなどとして、警視庁少年育成課は１日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反（児童買春）容疑などで、中国籍の会社員、趙暁曄容疑者（３５）＝埼玉県川口市本町＝を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は５月と７月、東京都新宿区内のホテルや自宅で、当時１５歳の女子生徒に現金計１３万円を渡し、性交するなどした疑い。
同課によると、女子生徒は新宿・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一帯などに出入りしていた。そこで好意を持った１０代の少年に金を貢ぐため売春を繰り返しており、「（少年にとって）一番の存在になりたかった」と話しているという。
トー横などでは他にも仲間内で好意を持った男性に女性がお金を渡したり食事をごちそうしたりする「推し活」が行われている。資金を稼ぐために少女らが売春をしている可能性もあり、同庁は警戒を強めている。
［時事通信社］