【シリコンバレー時事】米オープンAIは10月31日、生成AI(人工知能)「チャットGPT」でインターネット検索ができるサービスを正式に始めた。文章で調べたい内容を尋ねると、ネット上の情報を要約して示してくれる。まずは有料版から展開を始め、数カ月かけて無料ユーザーにも広げる方針。
生成AI検索には、ソフトバンクグループも提携する米パープレキシティや米グーグルが参入し、競争が激化している。従来は利用者が関連する単語を自ら選んで入力し、調べたい情報に近づいていく必要があったが、文章ではより具体的な指示を出すことができる上、AIが意図をくんで回答を示してくれるのが利点だ。
[時事通信社]