SNSで闇バイトに応募し、スマートフォンなどを購入した男性(19)が警視庁池袋署に出頭し、保護されたことが1日、同署への取材で分かった。男性は「闇バイトに応募してしまい、今後が怖くなった」と話しているという。
同署によると、男性は10月上旬、X(旧ツイッター)で「転売購入」などと募集された闇バイトに応募。通信アプリで指示を受けて携帯電話販売店を訪れ、自身の名義でスマホ1台とSIMカード7枚を契約した。
その後、自身の個人情報とともに、スマホなどを面識のない男3~4人に渡し、引き換えに報酬として現金数万円を受け取ったという。
男性は10月31日午後6時ごろ、同署に出頭した。
警察当局は「あなたやご家族を確実に保護します」と訴え、闇バイトを通じて犯罪に加担しそうになった場合、勇気を持って迷わず警察に相談をするように呼び掛けている。
[時事通信社]