【ニューヨーク時事】6日のニューヨーク外国為替市場は、米大統領選で共和党のトランプ前大統領の当選が確実となる中、円安・ドル高が進行した。同時に行われた米上下両院選も共和党が優勢で、トランプ氏の下で財政赤字の増大と関税引き上げが進むと予想され、ドル高地合いが長期化するとの見方が出ている。
円相場は午前9時現在、1ドル=154円20~30銭と、前日午後5時比2円64銭の大幅な円安・ドル高。一時154円43銭近辺まで下落し、7月30日以来約3カ月ぶりの円安水準を付けた。大統領選の開票序盤から徐々に米長期金利が上昇したのに伴い、円売り・ドル買いが先行した。
[時事通信社]