【ベルリン時事】ドイツの与野党は12日、連邦議会議員選挙を来年2月23日に前倒しして実施する日程で合意した。独メディアが報じた。ショルツ首相は当初3月実施の日程を描いていたが、早期実施を求める声が強まり、与野党が協議していた。最終的には大統領が判断する。
選挙はもともと来年9月の予定だったが、今月6日に連立政権が崩壊。与党社会民主党(SPD)幹部は、12月16日に連邦議会でショルツ氏の信任投票が行われるとの見通しを示した。政権は少数与党に陥っており、否決されることは確実な情勢。不信任となった首相の提案に基づき、大統領が議会を解散する。
[時事通信社]