【珠海時事】自動車が暴走し多数の死者が出た中国南部・広東省珠海市のスポーツ施設。発生後ほぼ1日が経過した12日夜、現場付近のゲート前には2人の治安要員が配備され、周囲への立ち入りは禁止された。地域住民は「本当にショックだ」と声を漏らした。
「今夜はどこにも街灯がついていない」。散歩が日課という男性によると、現場付近は夜も明るく多くの住民らが集まる「憩いの場」。だが、事件後は真っ暗に。
写真を撮ろうとすると「撮るな」と治安要員の怒号が響いた。「事件が起きたから撮影できないのか」。記者が問い掛けると、無言でうなずいた。
[時事通信社]