サッポロホールディングスとサントリーホールディングスは13日、群馬・岡山両県間で共同輸送を始めたと発表した。物流停滞が懸念される「2024年問題」への対応の一環。両社グループの飲料や酒類、食品を同一のトラックで運ぶことで、輸送の効率化につなげる。
サッポロは、飲料や食品を群馬の物流拠点から岡山の拠点まで運ぶ。その後、同じトラックに同県内にあるサントリーの拠点で炭酸水などを積み、群馬まで届ける。4人のドライバーで分担して行う。
共同輸送により、運行するトラック台数を両社で年間約150台削減できるほか、二酸化炭素(CO2)排出量も約45トン減らすことができるという。
[時事通信社]