千葉県市原市のホテルで従業員の佐伯仁美さん（５６）が殺害され現金が奪われた事件で、県警市原署捜査本部は１３日、強盗殺人の疑いで、同市光風台、会社員江川敦容疑者（４７）を逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は１０月３１日午後１１時５０分ごろから今月１日午前７時２５分ごろまでの間、市原市中高根のホテルで勤務中だった佐伯さんを何らかの方法で殺害し、フロントにあった現金約１万２０００円を奪った疑い。
捜査本部によると、佐伯さんは３１日夜から１人で勤務していた。翌朝、血を流し倒れているところを出勤してきた店長に発見された。現場には凶器と思われる刃物が落ちていた。
司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息や、首などを切られたことによる出血性ショックの可能性が高いという。
［時事通信社］