【ロンドン時事】ブリンケン米国務長官は13日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部を訪れ、ルッテNATO事務総長と会談した。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援に消極的なトランプ次期大統領の就任を控える中、NATOとして連携し、ウクライナ支援を強化することを確認した。
ブリンケン氏は会談後の記者会見で、ロシアを支援するため北朝鮮がウクライナに部隊を派遣したことについて「断固とした対応が必要だ」と強調。ルッテ氏も「北朝鮮兵の存在はウクライナにとって新たな脅威をもたらす」と危機感を示した。
[時事通信社]