【ニューヨーク時事】トランプ次期米大統領が有罪評決を受けた不倫口止め料不正処理事件について、ニューヨーク州地裁は12日、免責特権を認めて有罪を取り消すか否かの判断を少なくとも19日まで延期すると明らかにした。米メディアが報じた。
判断は12日に示される予定だった。だが、5日の大統領選でトランプ氏の返り咲きが決定したことを受け、検察と弁護側が1週間の先延ばしで合意。地裁に延期を申し入れて認められた。
検察は地裁に宛てた10日付のメールで「前例のない状況だ」と指摘。検討の時間が必要だと説明した。その上で「今後の適切な対応」について見解をまとめ、19日までに地裁に通知すると表明した。
[時事通信社]