【ロンドン時事】ウクライナのシビハ外相は13日、ブリュッセル市内でブリンケン米国務長官と会談した。米メディアによると、シビハ氏は会談について、米大統領選後の対応を「調整する機会だ」と記者団に説明。「(トランプ)次期大統領とそのチームおよび退陣予定の(バイデン)政権の双方」と対話していると述べ、トランプ政権下での軍事支援の継続に期待を示した。
シビハ氏は、「ウクライナは常に米国の超党派による強力な支援を大切にしている」と語り、民主、共和両党との関係構築に取り組んできたと強調。ウクライナ侵攻を続けるロシアとの戦いに関し「融和策ではうまくいかない。強さこそが有効だ」として、西側諸国による軍事支援強化の必要性を訴えた。
[時事通信社]