ウクライナのゼレンスキー大統領は15日の同国メディアのインタビューで、トランプ次期米大統領の下、ロシアによる侵攻により早く終止符が打たれるという認識を表明した。トランプ氏が支援に消極的でウクライナに不利な和平交渉を強いるとの懸念を払拭し、自国の動揺を抑える狙いがありそうだ。
ゼレンスキー氏は米大統領選直後、トランプ氏と電話会談。中身を今回明らかにしたところでは、トランプ氏は「ウクライナの立場」に異論を挟まなかったという。ゼレンスキー氏は「公正な平和が非常に重要だ」と改めて語った。
[時事通信社]