兵庫県の斎藤元彦前知事(47)の失職に伴う知事選の投票が17日午前7時から始まった。パワハラ疑惑などを巡る告発文書問題で混乱した県政の立て直しが争点で、再選を目指す前知事と新人6人の計7人が争う。一部を除き午後8時に締め切られ、即日開票される。深夜に大勢が判明する見通し。県選挙管理委員会によると、午後6時現在の投票率は28.87%。
立候補したのは、斎藤氏のほか、前参院議員の清水貴之氏(50)、前同県尼崎市長の稲村和美氏(52)、共産党が推薦する医師の大沢芳清氏(61)、会社社長の福本繁幸氏(58)、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、会社社長の木島洋嗣氏(49)。
県議会は9月、斎藤氏への不信任決議を全会一致で可決。これを受け、同氏が失職を選んだため、出直し知事選の実施が決まった。
[時事通信社]