【リオデジャネイロ時事】南米を訪問中の石破茂首相は17日午後(日本時間18日午前)、ペルーの首都リマからブラジル・リオデジャネイロに移った。18日午前(日本時間同日夜)に開幕する20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席。ロシアのウクライナ侵攻などを踏まえ、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」の重要性を訴える。
首相はまず「飢餓と貧困との闘い」をテーマとする討議に参加。続いて「グローバル・ガバナンス機構改革」「持続可能な開発とエネルギー移行」を取り上げる討議に臨む。議長国のブラジルと足並みをそろえ、国連改革の必要性も呼び掛ける。
滞在中には日系人や在留邦人と懇談。19日午後(日本時間20日午前)の内外記者会見で14日からの外遊の成果を振り返り、帰国の途に就く。
[時事通信社]