地元の素人役者らによって芝居小屋などで演じられてきた「地歌舞伎」を、保育園児から中学生までの子どもたちが披露するイベントが、岐阜市のぎふ清流文化プラザで開かれた。「菅原伝授手習鑑」などの演目をそれぞれ演じ、見得(みえ)を切ったり、現代風なアレンジを加えたりして、観客を沸かせた。
参加したのは、岐阜県や石川県、愛知県にある計4団体の歌舞伎保存会などに所属する子どもたち。「『清流の国ぎふ』文化祭2024」(国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭)の一環で、文化祭の開催に合わせ、県内各地の芝居小屋や舞台では40以上の地芝居公演が行われている。
[時事通信社]