【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州検察は19日、トランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫口止め料不正処理事件で、26日に予定される量刑言い渡しの延期を容認する意向を明らかにした。米メディアが伝えた。
検察は州地裁に宛てた書簡で「大統領職を深く尊重する」と表明。2025年1月の就任前に量刑を宣告すれば「前例のない法的問題を引き起こす」として、2期目任期中の裁判手続きの凍結を選択肢として検討するよう要請した。
一方で「陪審の役割についても深く尊重する」と述べ、トランプ氏側が求める有罪の取り消しには反対すると主張した。
[時事通信社]