【リオデジャネイロ時事】ブラジルのリオデジャネイロで開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は19日(日本時間20日)、2日間の討議を終え閉幕した。議長国ブラジルのルラ大統領は閉幕に当たり、「われわれは世界が直面する深刻な課題の表面に触れたにすぎない」と指摘。「壊すこと、破壊することなど安易なことだ。英雄とは(平和を)築く人々だ」と、次の議長国を務める南アフリカの故マンデラ元大統領の言葉を引いて結束を呼び掛けた。
石破茂首相は閉幕後の内外記者会見で「地球規模の課題解決に向けた協調について実りある議論ができた」と振り返った。
[時事通信社]