駅員に平手打ちしてけがをさせたなどとして、傷害と暴行容疑で書類送検された男子マラソンの五輪メダリストでケニア出身のエリック・ワイナイナ氏(50)について、東京地検は20日、不起訴とした。理由は明らかにしていない。
ワイナイナ氏は3月27日夜、東急田園都市線の駒沢大学駅(東京都世田谷区)構内で、50代男性駅員と10代女性(いずれも当時)に平手打ちし、駅員に軽傷を負わせたとして、警視庁に書類送検された。
同庁の任意の調べに「酒に酔っていて覚えていないが事実だと思う」と容疑を認めていた。
[時事通信社]