サントリー食品インターナショナルやアサヒ飲料など大手飲料5社は21日、社会課題解決に向けた研究会を発足させたと発表した。ドライバーの不足で物流の停滞が深刻化する「2024年問題」のほか、食品ロスや温室効果ガス排出量の削減といった個社では対応が難しい課題について、各社の知見を共有し、解決方法を探る。
ほかに、コカ・コーラボトラーズジャパン、キリンビバレッジ、伊藤園が参加する。現在も商品の共同輸送などで各社が個別に連携している事例はあるが、業界全体の枠組みに拡大。各社の物流や製造部門の担当者らが月1回以上集まり、課題について対応を協議する。
[時事通信社]