【ベルリン時事】ハンガリーのオルバン首相は22日、X(旧ツイッター)で、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)が発付したイスラエルのネタニヤフ首相に対する逮捕状に従わない考えを示し、同氏をハンガリーに招待したと明らかにした。自国内での「自由と安全」を保証すると強調した。ハンガリーはICC加盟国。
オルバン氏は同日の地元メディアとのインタビューで、逮捕状を「恥知らずもいいところだ」と批判。その上で「政治的な動機」に基づいており、国際法の信用が損なわれると主張した。
AFP通信によると、ネタニヤフ氏は同日の声明で、ハンガリーの対応について、「正義と真実の側に立っている」と謝意を示した。招待に応じるかは不明。
[時事通信社]