【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、最新の金融安定報告を公表した。短期的なリスクとして、地政学的な緊張や米政策の不透明感が高い中、現在の資産価格高を支えている「リスク志向が突然後退する危険が高まっている」ことを挙げた。史上最高値圏で推移する米株式市場などの変動に対する警戒感をあらわにした形だ。
米経済は今のところ良好だが、FRBは「経済活動の予想外の弱さが、特に株式と不動産で、資産価格の急激な調整の引き金となり得る」と警告した。
[時事通信社]
時事通信 2024年11月23日 9時50分
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、最新の金融安定報告を公表した。短期的なリスクとして、地政学的な緊張や米政策の不透明感が高い中、現在の資産価格高を支えている「リスク志向が突然後退する危険が高まっている」ことを挙げた。史上最高値圏で推移する米株式市場などの変動に対する警戒感をあらわにした形だ。
米経済は今のところ良好だが、FRBは「経済活動の予想外の弱さが、特に株式と不動産で、資産価格の急激な調整の引き金となり得る」と警告した。
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