【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は23日、農務長官に保守系シンクタンク「米国第一政策研究所」(AFPI)所長のブルック・ロリンズ氏を指名すると発表した。第1次政権では、内政全般を指揮する国内政策会議(DPC)を率いた。トランプ氏が掲げる対中関税引き上げなどを実施すれば、米農産物への報復関税も予想され、対応を迫られる可能性もある。
ロリンズ氏は南部テキサス州出身。AFPIは政策面でトランプ氏を支援してきた。トランプ氏は声明で「ロリンズ氏は、米国の真の支柱である農家を守るために先頭に立つ」と強調した。
[時事通信社]