音楽や料理などを楽しみながら平和や地球環境について考えるイベントが長崎市内で開かれ、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞決定を祝うトークセッションが24日行われた。日本被団協の田中重光代表委員(84)らが登壇し、核兵器廃絶の重要性を訴えた。
田中さんは受賞決定について、日本被団協の支援者らを含め「核兵器廃絶を目指して闘ってきた全ての人たちが賞を受けたものと思っている」と述べた。ロシアのウクライナ侵攻にも触れ、「戦争が拡大している。世界の声をもっともっと大きく上げ、戦争をやめさせることが大事だ」と強調した。
[時事通信社]