空海が開いた真言密教の根本道場で、日本仏教の聖地で知られる和歌山県高野町の高野山で、紅葉が見頃を迎えている。高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」の正門と紅葉の名所「蛇腹路」では、期間限定のライトアップも行われ、訪れる人を楽しませている。
高野山入り口の大門などは1年中ライトアップしているが、夜間も紅葉を楽しんでもらおうと、金剛峯寺と蛇腹路の2カ所は、毎年10月ごろからライトアップを行っている。紅葉が終わり次第終了で、今年は12月上旬ごろまでになる予定。
総本山金剛峯寺の担当者は「今年は気温の影響で色づきがまばらな部分もあるが、ライトアップで楽しんでもらいたい」と話している。
[時事通信社]