【ベルリン時事】ドイツの与党、社会民主党(SPD)は25日、2月実施予定の連邦議会選挙で、ショルツ首相(66)を同党の首相候補に据えることを決めた。ショルツ氏は「社民党には高い潜在力がある。トップを取るつもりだ」と決意を表明した。
主要政党が選挙戦の「顔」として擁立する首相候補の顔触れがそろった。支持率首位の保守野党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)はメルツCDU党首(69)、社民党と連立を組む緑の党はハーベック副首相兼経済・気候保護相(55)の擁立をそれぞれ決定済み。次期政権入りの可能性は乏しいものの、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」はワイデル共同党首(45)を担ぐ方針だ。
[時事通信社]