【ニューデリー時事】ロシアのショイグ安全保障会議書記は25日、アフガニスタンの首都カブールを訪問し、イスラム主義組織タリバン暫定政権のバラダル副首相と会談した。暫定政権によると、ショイグ氏はロシアがタリバンのテロ組織指定を近く解除するとの見通しを伝えた他、鉱業や農業部門への投資を含む経済協力拡大に意欲を示した。
ショイグ氏はオベルチュク副首相ら高官を引き連れ訪問した。アフガンメディアによれば、2021年8月にタリバンが実権を握って以降、最高位のロシア訪問団となった。
バラダル師は、両国関係の引き上げは「経済分野における数多くの機会を生むだろう」などと期待を寄せた。
[時事通信社]