額賀福志郎衆院議長は26日、超党派の韓国国会議員でつくる韓日議員連盟の朱豪英会長らと国会内で面会した。朱氏は、新潟県佐渡市で24日に開かれた「佐渡島(さど)の金山」の労働者追悼式に韓国政府が参加しなかったことに触れ、「心が少し重い。友好を損なわず、うまく進んでほしいという願いがあった」と語った。額賀氏は今後も両国で連携していく重要性を強調した。
朱氏はこの後、立憲民主党の野田佳彦代表とも会談し、「北朝鮮から感じる危険性は韓国も日本も同じだ。(日韓が)結束し協力し合うことはもはや必須だ」と訴えた。野田氏は日韓国交正常化60周年を来年迎えることに関し、「外交・安全保障のみならず、幅広い面の交流も深めていくべきだ」と述べた。
[時事通信社]