経済産業省が27日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(25日時点)は、全国平均で前週比10銭高い174円90銭だった。政府が石油元売り会社に支給している補助金の減額が影響し、3週連続で値上がりした。
地域別では26都道府県が値上がりし、横ばいは6県、値下がりは15府県。上昇幅は北海道と石川、徳島両県の80銭が最も大きかった。最高値は長野県の184円20銭。
28日以降の補助金は、1円80銭増の16円30銭。日本エネルギー経済研究所石油情報センターは、来週も小幅な値上がりを予想している。
[時事通信社]