帝国データバンクは28日、国内企業の女性社長の割合が10月時点で8.4%と、過去最高を更新したと発表した。統計としてさかのぼれる1990年の4.5%から上昇を続けるが、そのペースは緩慢だ。社会福祉や美容関連の事業が多く、企業規模が大きくなるほど比率が低下する傾向が見られた。
同社が全国約119万社を対象に調査した。業種別では、不動産業(17.4%)がトップで、サービス業(11.3%)、小売業(11.1%)が続いた。細分化した業種別では、保育所や老人福祉事業、化粧品販売や美容業が多かった。
[時事通信社]