【ロンドン時事】欧州連合(EU)のコスタ大統領とカラス外交安全保障上級代表(外相)は就任初日の1日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した。AFP通信によると、2人はゼレンスキー大統領と会談し、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの全面的支持を表明する見通し。
コスタ氏はポルトガル前首相、カラス氏はエストニア前首相で、いずれもEU加盟国のトップを務めた経験を持つ。紛争の早期終結を掲げるトランプ次期米大統領の就任を控え、西側諸国のウクライナ支援の先行きに不透明感が漂う中、EUとして「揺るぎない支持」(コスタ氏)を示す狙いがある。
[時事通信社]