タクシー配車アプリを手掛けるGO(東京)は10日、1台のタクシーに複数の顧客が乗り合わせる相乗りサービス「GO SHUTTLE(ゴーシャトル)」を、都内の一部地域で11日から開始すると発表した。料金は通常のタクシーに比べ約5~6割に抑えられるという。
運転手不足が課題となる中、近距離の移動需要に対応するとともに輸送の効率化を目指す。中島宏社長は記者発表会で、「(新たなサービスで)ユーザーに利便性を提供する」と語った。
東京の湾岸エリアから東京駅などの都心部にかけて運行。配車アプリ「GO」経由で、希望日時と約400カ所から選べる乗降地を事前に予約した上、同じ方面に向かう顧客とマッチングする。相乗りは最大5人で、人数や道路事情などによる料金変動はない。
[時事通信社]