【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は11日、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り緊急特別会合を開き、関連決議2本を採択した。ガザでの即時停戦と国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の活動継続をそれぞれ求めており、いずれも150カ国以上が賛成した。
両決議とも反対はイスラエルや米国など9カ国にとどまった。パレスチナのマンスール国連大使は「圧倒的多数の支持に感謝する」と表明した。
停戦決議は「即時かつ無条件の恒久的停戦」を要求。同様の決議案は11月、安全保障理事会で採決され、14カ国の賛成を得たものの米国の拒否権行使により否決されていた。総会での採決では、日英など158カ国が賛成した。
[時事通信社]