第59回紀伊国屋演劇賞(紀伊国屋書店主催)が13日発表され、団体賞(賞金200万円)は劇団「新宿梁山泊」に決まった。5月に死去した唐十郎さんの戯曲「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」「ジャガーの眼(め)」の上演が評価された。個人賞(同各50万円)は次の通り(かっこ内は受賞理由、敬称略)。
岩崎加根子(「戦争とは…『被爆樹巡礼』『犬やねこが消えた』」「慟哭(どうこく)のリア」の演技)▽緒方晋(「白き山」「つきかげ」の演技)▽横山拓也(「流れんな」の作・演出、「ワタシタチはモノガタリ」の作)▽岡本圭人(「La Mere(ラ・メール) 母」「Le Fils(ル・フィス) 息子」の演技)▽那須凜(「ケエツブロウよ―伊藤野枝ただいま帰省中」「品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey」の演技)。
[時事通信社]