任期満了に伴う大阪府泉大津市長選は15日投開票され、無所属現職の南出賢一氏(44)が、諸派新人で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)を破り3選を果たした。投票率は44.07%で前回(37.80%)を上回った。
同市出身の立花氏は選挙戦で、自身が出馬した11月の兵庫県知事選についても街頭演説などで言及。多数の聴衆が集まり、異例の注目を集めた。
南出氏は政党の推薦を受けなかったが、市内の病院再編や財政再建など2期8年の実績をアピールし、幅広い支持を集めた。
立花氏は自身の知名度や人脈を生かして著名人の店舗を商店街に誘致すると表明。ふるさと納税の返礼品で税収増を図ると訴えたが、及ばなかった。
[時事通信社]