厚生労働省の専門部会は18日、来年4月以降の帯状疱疹(ほうしん)ワクチン接種について、65歳を対象に「定期接種」と位置付けることを了承した。費用の一部を公費負担とする。
定期接種の対象は65歳と、60~64歳で帯状疱疹の発症リスクが高いエイズウイルス(HIV)感染者の一部。66歳以上の高齢者には5年間の経過措置として、2029年度までの間に一度接種を受けられるようにする。
季節性インフルエンザなどと同じ「B類疾病」と位置付け、予防接種法に基づく「接種勧奨」や「努力義務」は適用されない。
[時事通信社]