政府・与党は来年の通常国会を1月24日に召集する方向で調整に入った。会期は6月22日までの150日間。会期が延長されなければ、公職選挙法の規定により、参院選は「7月3日公示―20日投開票」が有力だ。複数の与党関係者が19日明らかにした。
召集は1月21日とする案も出ていた。石破茂首相は同月上旬にインドネシアとマレーシアへの訪問を調整している。同月中旬にはトランプ次期大統領と会談するため、訪米を検討していることも考慮したとみられる。
公選法は参院選の投開票日について、「任期が終わる日の前30日以内」と規定。一方で、この期間が開会中または閉会の日から23日以内にかかる場合は、閉会の日から24日以降30日以内に行う。来年改選を迎える参院議員の任期満了は7月28日。投開票は日曜日が通例のため、7月20日に絞られる。
[時事通信社]