2022年9月の台風14号の被害により、営業を停止していた日本最南端のスキー場「五ケ瀬ハイランドスキー場」(宮崎県五ケ瀬町)が20日、3年ぶりに営業を再開した。今季は3月上旬まで営業し、3万人の集客を目指す。
同スキー場を運営する第三セクター「五ケ瀬ハイランド」によると、台風14号で同スキー場に至る道路が損壊して通行不能になり、2年連続の休業に追い込まれた。復旧工事により今年10月に通行可能となり、営業再開にこぎつけた。ゲレンデには人工造雪機を用い、急ピッチで準備を進めてきた。
オープニングセレモニーには三セクの社長を務める小迫幸弘町長が登壇し、「災害を乗り越えオープンを迎えられ、感無量だ」と述べた。
[時事通信社]