石破茂首相は21日、東京都中央区の日本橋三越本店で開催中の「2024年報道写真展」を鑑賞した。記者団に対し「世界には対立と分断、戦争、国内の混乱が多かった」と今年を振り返り、「どう止めるかが来年の課題だ」と述べた。
写真展は、新聞・通信社カメラマンが撮影した能登半島地震などの写真を展示。首相は印象深い1枚に同地震を挙げ、「絶望の淵にあるつらい人たちに国は何をなすべきか、本当につくづく考えさせられた」と指摘した。
首相は、9月の自民党総裁選出の直後、党本部総裁室で撮影された自身の写真を見つけるとサインし、笑顔を見せた。
[時事通信社]