政府は23日、総合科学技術・イノベーション会議(議長・石破茂首相)を首相官邸で開き、2026年度以降の科学技術政策の指針となる第7期基本計画案の取りまとめに向けた検討に着手した。首相は「国力の基盤となる研究力の強化や社会変革をけん引するイノベーション力の向上、経済安全保障との連携などの観点から政策の方向性や取り組むべき政策の検討が必要だ」と指示した。
新計画は26~30年度の5年間が対象で、政府の重点施策や研究開発の投資目標などが盛り込まれる見通し。26年3月の閣議決定を目指す。
[時事通信社]