広島市安佐南区で11月、ループ橋を走行中のダンプカーが対向車線にはみ出し、正面衝突した乗用車が橋から転落して3人が死傷した事故で、広島地検は23日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の疑いで逮捕されたダンプカーの運転手山崎雅彦容疑者(59)について、同法違反(過失運転致死傷)罪で起訴した。認否は明らかにしていない。地検は「故意に高速度で運転した行為の認定に至らなかった」としている。
起訴状によると、山崎容疑者は11月12日午前8時35分ごろ、ブレーキを的確に操作せず時速約50~60キロで走行した過失により、横滑りさせながら対向車線にはみ出して乗用車に衝突。乗っていた家族3人を死傷させたとされる。
[時事通信社]