【北京時事】岩屋毅外相は25日、就任後初めて中国を訪問し、北京の人民大会堂で李強首相と面会した。外相の訪中は2023年4月の林芳正氏以来、1年8カ月ぶり。
面会の冒頭、李首相は「中日関係は改善と発展の肝心な時期にある。両国関係の持続的かつ健全な発展を推し進めていく用意がある」とあいさつ。岩屋氏は「日中双方はこの地域、また世界に重要な責任を共有している」と強調し、「それをしっかり果たしていける関係を築いていくために努力したい」と話した。
岩屋氏は李氏との面会後、王毅共産党政治局員兼外相と会談した。岩屋氏が王氏と対面で会うのも、就任後初めて。
[時事通信社]